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Science, Technology, and Entrepreneurship

政策研究大学院大学助教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

貢献して下さった方々に感謝の気持ちを示す -SIV Award-


SIVの運営は大変多くの方々にお世話になりながら、推進してきました。コミュニティが拡大するためには必ず多くの皆さんの貢献があります。コミュニティ運営ではこのような多大な貢献をして下さった皆様に感謝の気持ちを示すことが極めて重要です。そこで、SIVでは、SIV Networking SeminarごとにSIV Awardという賞を授与することにしていました。

2004年11月の第8回SIV Networking Seminarから2007年2月の第14回SIV Networking Seminarまで、合計11人の方に授与させていただきました。その方々を簡単にご紹介させていただきたいと思います。

第1回

第1回の受賞は平井寅一氏で、第8回SIV Networking Seminar(2004年11月4日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、「SIV Mentor制度立ち上げにおける貢献」です。

SIVにおけるメンター制度、そしてメンター三田会は、平井さんのご協力なしには実現することはできませんでした。私がメンター制度をどう作るかを悩んでいたときに真っ先に相談したのが平井さんで、平井さんが現在のメンター三田会の初期メンバーを集めて下さいました。

第2回

第2回の受賞は坂本光広氏で、第9回SIV Networking Seminar(2005年2月8日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、「SFC Entrepreneur Award 2004運営における貢献」です。

SFC Entrepreneur Awardは、初年度は学生を中心としたコンテストチームが運営しましたが、2年目からはあずさ監査法人さんに「無償で」業務委託する形で運営を行っていました。そのときに率先してこの業務委託を引き受けて下さったのが坂本さんでした。SFC Entrepreneur Awardは今やSFCでもそこそこ知名度のあるコンテストとなりましたが、このことは坂本さんのご尽力なしにはあり得ませんでした。

第3回

第3回の受賞は松澤修一氏と綿貫直子氏で、第10回SIV Networking Seminar(2005年7月28日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、松澤氏が「SFC Incubation Village研究コンソーシアム立ち上げへの貢献」、綿貫氏が「SFC Incubation Village研究コンソーシアム事務局立ち上げへの貢献」です。

今となってはご存じの方も少ないかと思いますが、SIVのコンセプトは2001年秋から2002年春にかけて、三井物産の松澤さん、加藤さんと議論をしながら作ったものでした。その頃は毎週水曜日に、大手町にある三井物産の本社に通っていました。松澤さんはSIVの生みの親の一人と言っても間違いではありません。

綿貫さんは、多くの皆さんがご存じの通り、SIVの初代の事務局員です。綿貫さんの事務能力、コミュニケーション能力に支えられてSIVを立ち上げることができました。綿貫さんなしではSIVは立ち上がらなかったでしょう。

第4回

第4回の受賞は鈴木明氏と森靖孝氏で、第11回SIV Networking Seminar(2005年11月1日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、「SIVリサーチ株式会社Ver2.0への貢献」です。

ちょうどこの時期は、村井さん、松本さん、私が株主+取締役であったSIVリサーチ株式会社を利益相反の懸念からどうするか、という議論をしていた頃でした。その際に、メンター三田会の有志の皆様に、会社を丸ごと引き取っていただくという案が持ち上がり、その際に主導的な役割を担って下さったのが、鈴木明さんと森さんでした。お二人のご尽力なしには、今のMMIPは存在していなかったことは間違いありません。

第5回

第5回の受賞は濱本幸一氏と鈴木茂男氏で、第12回SIV Networking Seminar(2006年2月14日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、濱本氏が「SIVコンテスト運営基盤構築への貢献」、鈴木氏が「メンター制度を中心としたSIV運営基盤構築全般への貢献」です。

はまこーは、皆さんご存じの通り、学生時代からSIVの学生コミュニティの中心人物としてコンテスト運営に携わり、SIVコンテストの基盤作りを担ってくれました。特にはまこーが代表となった年には、コンテストを全塾に広げて拡大するなど、顕著な成果が見られました。コンテストに限らず、SIVコミュニティの発展は、はまこーなしにはありえませんでした。

鈴木茂男さんは、メンター制度発足時からメンターとしてご活躍いただき、現在メンター三田会の事務局長です。メンター制度をどのような形で設計するか、どのような形で学生とのインタラクションの場を増やしていくかなど、様々な知恵を下さって、かつ具現化して下さいました。またメンター三田会のみならず、SIVの運営委員としてSIVの運営にもコミットして下さいました。今のSIVの発展は鈴木さんのご尽力によるところが極めて大きいです。

第6回

第6回の受賞は辻佳博氏で、第13回SIV Networking Seminar(2006年7月25日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、「慶應藤沢イノベーションの立ち上げとSIVコミュニティへの貢献」です。

辻さんはご存じの通り、中小機構に所属しており、慶應藤沢イノベーションビレッジの立ち上げのために、SFCに「乗り込んで」いらした方です。赴任当初は、SIV事務局員兼務ということで、刈込リエゾンオフィスで一緒に仕事をしていました。辻さんは大変柔軟な発想をお持ちの方で、中小機構の施設にとどまらずに、常にSFCのインキュベーション全体を成功させるということに主眼を持っていらっしゃって、SIVの活動にも大きく貢献して下さいいました。SFC-IVにおけるSIVラボのサロンスペースなども、辻さんがつくって下さった仕組みです。辻さんなしには、SFC-IVとSIVの連携は実現しえなかったでしょう。

第7回

第7回の受賞は廣川克也氏と花崎智弘氏で、第14回SIV Networking Seminar(2007年2月6日)にて贈呈させていただきました。受賞理由は、廣川氏が「慶應藤沢イノベーションの立ち上げとSIVコミュニティへの貢献
」、花崎氏が「SIV Networking Seminar 全14回 全出席 / SIVラボの基盤構築における多大な貢献」です。

廣川さんは、ご存じ、慶應義塾が雇用しているインキュベーションマネージャーです。赴任以来SIVの運営委員として、SFC-IVのみならずSIVの発展にも大きく貢献して下さっています。廣川さんのおかげで、SFC-IVとSIVが円滑に連携とれるようになりましたし、何よりSIVの活動の質・幅が広がるようになりました。

花崎君の受賞理由は、一義的には、SIV Networking Seminar全14回すべてに参加した二人のうちの一人である、ということです(ちなみに、もう一人の全部参加した人は私)。國領先生ですら全参加ではありません。ということに象徴されるように、花崎君はSIVの活動全般的にコミットしてくれました。コンテスト運営から株式会社プラスゲーテの立ち上げまで、支援者・プレイヤー両面から活動に参画してくれました。花崎君のような学生がいたからこそ、SIVが発展できたんだな、と改めて思います。


裏話

ところでこのSIV Award、事前に本人には一切伝えずに当日いきなり発表する形式をとっていました。そうすると、受賞者が当日いなかったらどうするんだ、ということになりますよね。実は、SIV Awardの受賞者を決めるときは、回の前日に出席者名簿を見て、当日の出席者の中から選んでいたんです。でも、急きょ当日ドタキャンされるリスクだったり、途中で帰ってしまうリスクもありますよね。そんなときは、Elevator Pitchでご挨拶をお願いすることを約束していたり、色々と巧妙に仕組んでいたんです。なので、発表のときは皆さんびっくりしていらっしゃいました。

このSIV Awardの制度も、SIV Networking Seminarの終結と同時に終わってしまいました。残念。僕もできれば一度くらい受賞してみたかったなぁ、と思っています。