Science, Technology, and Entrepreneurship

早稲田ビジネススクール准教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

この夏から渡米することにしました


以前からこのブログには書かせていただいてましたが、海外に行くことがいよいよ現実味を帯びてきました。色々なご縁が結実して、海外進出の最終調整に入りつつあります。まだいくつか解決しないといけない課題はあるのですが、自分の覚悟は決まっています。

祖父母の体調を中心に家族のことを考えると後ろ髪を引かれる思いもあります。でも快く送り出してくれる家族に、感謝の気持ちと罪悪感を両方持ちながら、必死にがんばっていこうと思います。海外にいって、どこまで勝負できるかはまだまだ心配です。本当に同じ土俵で戦っていけるかは分かりません。でもとりあえずやれるだけチャレンジをしてみようと思っています。最後に、海外に行くにあたってのお金の問題も残されています。この問題も解決すべく今がんばっています。


先日SFC20周年記念イベントに参加しました。僕が環境情報学部を卒業したのが2000年ですからちょうどSFCの2nd DecadeをSFCで過ごしたことになります。この10年間を振り返ってみると、SFCのこの10年間の渦のど真ん中に巻き込まれて、背伸びしながらどうにか生き延びた10年間だったんだと思います。ちょうどSFCとの関係を区切る良いタイミングだと思える1日を過ごすことができました。


加えて今年は、咸臨丸から150周年です。咸臨丸150年というのは、別の言葉でいいかえれば、日本人が「自らの意思」でグローバリゼーションを目指したときからの150周年なんだと思います。日本のグローバリゼーションがスタートしてから150周年。あのときの日本人が目指したグローバリゼーションは何だったんだろう、何が実現できていて、今何が実現できていないんだろう。そんなことを考えながら、この記念すべき年に渡米したいと思っています。

詳細はまだ最後の調整が終わっていないので、決まり次第ご報告させていただこうと思います。