Science, Technology, and Entrepreneurship

政策研究大学院大学助教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

今までの「価値観の狭さ」「温室育ちを」を実感する日々


2週目の授業が終わりました。1週目に比べて、自分の知識が更に浅い分野だったのでかなり苦労をしましたが、一応終わったという感じです。この三連休で、復習をしっかりしなくては。。。理解が浅い部分も多々あるので偉そうなことは言えないのですが、でも大学でやる数学の全体的な体系が頭に入ったような気がします。


こちらでの生活も、カップラーメン等のインスタントの食品ばかりから、米をたくようになったり、パンを買ってサンドイッチを作ったり、少しづつ、まともになりつつあります。自転車が届いたけれども、部品に不良があったり、ZIPCAR(レンタカーの簡易版)の登録が3週間待ってもできなかったりで、移動手段が限定されているのですが、大学のシャトルと市バスを活用して、また友人の車に乗せてもらったりして、日々過ごしています。


ホームシックになることはないんですが、新しい生活は、色々な意味でゼロから色々なものを構築していかないといけないので、自分が今まで常識だと思っていたことが世界が狭かったり、と学ぶことが沢山の日々です。やっぱり自分が如何に温室育ちだったのか、ということを実感することが沢山あります。


例えばですが、勉強量が劇的に変化しました。こちらに来てる留学生の人達は、退路を断ってこちらに来ているので、本当に真剣に勉強しています。日本の大学でこういう光景はあまり見ることがありませんでした。一方で、大学から一歩出ると大自然が待っています。お金を使わなくても、海を見るだけで幸せな気分になれます。Quality of Lifeを真剣に考えさせられるし、東京での日々の生活は本当に幸せなのか、という素朴な疑問も浮かびます。もちろん東京の生活も幸せで楽しいのですが、違う選択肢が見れることは大切です。


全く新しい世界の生活で、今までの自分の価値観の狭さを学ぶことができるのは貴重な経験で本当に幸せなことだと思っています。僕の場合、5年から10年の間に一度くらい、人生の価値観がガラっと変わるような非連続な機会が今までも何度かあったのですが、20代の間は色々な経験・苦労はしたものの、その変化が少なかったこともあり、今回は貴重なチャンスです。


ただ、やはり博士課程のプログラムで、勉学を続けるための学費・生活費等の資金の獲得は結構マクロな経済環境的にも厳しく、どこまで資金が持つかは結構なチャレンジです。でもやれるだけ色々な可能性を探って前に進んでいこうと思います。