Science, Technology, and Entrepreneurship

政策研究大学院大学助教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

元祖「だから学生は嫌われる20の理由」のご紹介と「グローバル社会版」の予告


ひょんなことから、僕が2003年に作った「だから学生は嫌われる20の理由」は意外とネットで未だに密かな人気を集めていることを知りました。つい最近では以下のブログにとりあげていただきました。僕が書いたものより遥かに詳しく解説されています。


ちなみに元原稿はこんな感じです。

だから学生は嫌われる! 20の理由


1) 約束時間に遅れる
2) 必要なときにメールがかえってこない (24 時間以内に戻ってこない)
3) 必要なときに携帯につながらない
4) 携帯に伝言を残してもリプライがない
5) 大して忙しくないのにすぐ忙しいからと仕事を断る
6) すみません、メールを読んでいませんでした、とすぐ言い訳する
7) 評論家的な意見を言うばっかりで、自分が当事者として意見をいえない
8) 理想論ばっかりで地に足がついていない
9) 仕事を抱え込みすぎて、すぐにオーバーフローする
10) オーバーフローしてもケアせず、他人任せ
11) 仕事のクオリティの落差が激しい
12) 仕事のクオリティが低くても平気
13) 途中でちょっとつらいことがあるとすぐ仕事を投げ出す
14) ちょっと難しい仕事だと、「すぐできません」という
15) 生意気なことを言う癖にすぐに仕事を放り出す
16) ちょっと厳しいことを言うとすぐやる気をなくす
17) 経験者とのコミュニケーション方法を知らず無礼
18) 生意気なことを言わず自分は経験ないからとすぐ引っ込み思案になる
19) アイデアへの自信過剰
20) 失敗の理由を分析せず自分ではなく外部の責任にする


元々一番最初は、慶應義塾大学SFCの授業で、学生がプロジェクトを取り組む際に、企業の人とのコラボレーションする際に、トラブルを起こさないように、と思って作ったものです。そのときの授業のスライドとビデオが以下にあります。(http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2003_18031/slides/10/) 何と8年も前。このビデオに登場している僕も若いです。


その後、ドリームゲート主催の鞄持ちインターンの事前合宿の講師役をお引き受けしたときに、このリストを全国の大学の100人の学生に配ったことから一気に広まったようです。


今回、このタイトルでgoogleで検索してみたら随分多くの人が引用したりtwitterでRTしてたりするのですね。8年近くも長続きするコンテンツなんて、このご時世珍しい。


それにしても、今再びこのエントリに興味を持つ人が増えるのは、就職難が影響しているのでしょうね。でもこれだけ既存の日本の雇用体系が大崩壊している今や、「だから学生は嫌われる20の理由」を守ってるくらいでは、勝負にならないような気もします。日本の雇用体系が崩壊してるということは必然的に、グローバル社会における雇用体系で勝負しなくてはならない。そんなときには、「だから学生は嫌われる20の理由」も根本から作り直さないといけないかな、と思ってます。


そんな訳で、近いうちに、「だから学生は嫌われる20の理由 -グローバル社会版-」を作ってみようと思います。乞うご期待!