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Science, Technology, and Entrepreneurship

政策研究大学院大学助教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

久々にシリコンバレーに行ってきた

生活


渡米してから丸1年、ずっとシリコンバレーに行こうと思っていたのですが、なかなか授業や研究が忙しくて、やっと行ってくることができました。

今回は、SunBridge主催のPlugandPlay Techcenterで開催された七夕イベントに会わせて、自分の研究のためのネットワーク構築と、自分の今までのネットワークのリフレッシュを目的としました。

シリコンバレーには、慶應の仕事をしていた頃には、年に数回は行ってたので、随分と知り合いが沢山います。ランチも夕食も毎日フルに入っていて、随分忙しい毎日でした。


具体的には、

  • 七夕の交流イベントに参加
  • バイオ系研究者のBBQに参加
  • シリコンバレーに長くいらっしゃる日本人の方に近況報告を兼ねてご挨拶
  • グーグル勤務の先輩、アップル勤務の後輩、NASA勤務の後輩とランチ
  • 昔からお世話になっている人材コンサルタントの方と夕方にビール
  • VC勤務の後輩と夕食
  • スタンフォードの自分と同じ分野の研究者と情報交換
  • ベイエリア在住の親戚と食事

などなど。朝から晩まで多くの方々と会ってきました。


今回自分でも意外だったのは、今ではすっかりスタンフォード白熱教室で有名になったスタンフォード大学のティナ・シーリグがランチに誘ってくれたことでした。ティナとは2005年にシンガポールのカンファレンスであって以来のおつきあいで、彼女の主催するカンファレンスに継続的に参加したり、国際コンテストに慶應からチームを出したり、教育プログラムに慶應から学生を出したり、いくつかのプロジェクトで接点を持っていました。今回訪問するにあたって、もし少しでも時間をとってもらえればと思っていたのですが、ティナの好意でゆっくりお話することができました。彼女の本にもサインをもらいました。NHKの番組でずっと気になっていた、全然ティナだとは思えない吹き替えの声についても、ティナ本人に「あの声、ティナじゃないよ」、と伝えてきました。




久々のシリコンバレーでの感想をいくつか。

  • 自分で言うのも何ですが、僕の持っているシリコンバレーのネットワークは本当に恵まれている、ということを改めて痛感しました。今回大変沢山の方とお目にかかりましたが、普通はなかなかアポイントがとれないような方もお時間をとって下さって、充実したものとなりました。
  • 日本からシリコンバレーに行ったときには、いつも気候に感動していたのですが、さすがにサンディエゴになれてると、その感動はありませんでした。というか、サンディエゴの方が気候には恵まれている。。。
  • シリコンバレーの人たちは本当にテンションが高い。これはこれで素晴らしいのですが、あのテンションを維持するのは結構大変なようにも思いました。いわゆるアメリカの明るさとはまた一段階違う。
  • シリコンバレーに憧れる日本人は多いですが、シリコンバレーで生きて行くのは本当にしんどい。いつレイオフされるか分からないし、仕事を探すのは大変だし、競争も激しいし、常に明るく振る舞うことが大事だし。。前々から思っていましたが、アメリカに住むようになって、相対的にシリコンバレーの善し悪しが見えたように思います。
  • シリコンバレーの良さを盲目的に信じる日本人が相変わらず多い。もちろん、シリコンバレーは素晴らしいところだけれども、それに盲目的になるのは問題です。


という訳で、久々のシリコンバレー訪問は大変充実したものでした。でも僕もしシリコンバレーに住んだら、燃えつきてしまうかも、、と今回思いました。後、自分の性格を考えると、シリコンバレーに住んだら、勉強しないで、仕事ばっかりしてしまいそう。。。という訳で、勉強するには今の環境がベストだな、と改めて思ったりしました。


最後に、今回の出張では、日本から来ている学生の皆さんに沢山出会いました。twitterで僕のことをフォローして下さっていたり、僕の過去の仕事を知っていて会いたいと思ってくれたり、どんどん色々な方のご紹介で、出会いが増えていきました。みんなでとった写真をご紹介します。あまりにも良く撮れた写真だったので。それにしても、海外で会う日本からの学生と話していると、意識が高くて、グローバルな視野を持っていて、勇気づけられます。これだけの人材がいれば、日本の未来も明るい、といつも思っています。