金融、ファンド、イノベーション、キャリア論、政策
シンガポールと台湾の出張が続いたので、色々な本を読むことができました。最近の自分の研究テーマの変化がこの読む本を見ていると分かるんじゃないかと思います。
- 作者: ランディパウシュ,ジェフリーザスロー,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 武田ランダムハウスジャパン
- 発売日: 2008/06/19
- メディア: 単行本
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カーネギーメロン大学の教授パウシュ氏が、癌を宣告された後に、大学にて行った最後の授業をまとめたもの。DVDが付録についていて、最後の授業の映像を見ることができます。人生を豊かに生きる上での示唆が多数含まれています。あっきーとか、谷口君とか若手でキャリアを考え中の人にお勧めな本です。
お金を集める技術 あなたの「アイデア」「ノウハウ」「事業計画」に資金が集まる。成功するファンドのつくり方 (アスカビジネス)
- 作者: 青木寿幸
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング
- 発売日: 2006/10/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ファンドを作りにあたっての必要となる基礎知識がまとまっています。特に出資者のインセンティブをどのように高めていくのか、という内容はそこそこ参考になりました。
- 作者: 門倉貴史
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/05
- メディア: 新書
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イスラム金融の概要について初心者に分かりやすく解説しています。イスラム法では、融資において利子をとることができないって初めて知りました。イスラム法に合わせた金融パッケージが色々存在するそうです。オイルマネーを引っ張ってくるときは、豚肉とイスラムの教えに反するものに利用することはできないんですね。
若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
- 作者: 城繁幸
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 新書
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あっきーから勧められた本。この本を読むと、日本に未だに強く残る終身雇用制とは何か、そしてなぜ崩壊したのか、ということが良く分かる。世代間のコンフリクトの構図は、他にも色々な視点もあるかも知れないけど、この本に書いてあることには一理あると思う。武石君にお勧めな本です。就職活動にあたって参考になると思います。
3年で辞めた若者はどこへ行ったのか―アウトサイダーの時代 (ちくま新書)
- 作者: 城繁幸
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/03
- メディア: 新書
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「若者はなぜ3年で辞めるのか?」の続編。21世紀型の新しいキャリアの作り方が良く分かる。意外と自分は21世紀型のキャリアを実践しているかも。
- 作者: 水野博之,リチャード・K.レスター,内藤耕,河尻耕太郎,西義雄,榊原清則,小笠原敦
- 出版社/メーカー: 工業調査会
- 発売日: 2007/04
- メディア: 単行本
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産業技術総合研究所主催のイノベーション関連のイベントの概要をまとめた本。全体的にはやや雑多な感もあるが、日本におけるオープン・イノベーションの現状や大学の役割に関する記述は、なるほどな、と思うところが多い。イノベーションの現状を網羅的に知るためには参考になりうる本。
- 作者: 沢田昭夫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1983/06
- メディア: 文庫
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論文をまとめるにあたって考慮すべき事項をオムニバスにまとめた本。論文を書く人、ロジカルな文章書きたい人、すべての人に参考になる一冊。
- 作者: 加藤寛,竹中平蔵
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2008/06
- メディア: 単行本
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加藤寛さんと竹中平蔵さんのSFCコンビの対談。二人が今まで進めてきた日本の構造改革の哲学と戦略が良く分かる。今まであまり興味を持っていなかった政策論に最近興味が増しつつあります。竹中さんは自分にとって結構ロールモデルです。