渡米からちょうど半年がたちました
早いもので今日で渡米してから半年です。やっぱり違う国に住むことは出張してた頃の感覚とは全く違って戸惑うことも多く、またPh.Dは文字通りアメリカ社会での自分のポジションを作り上げていくためのreputationとfavor bankのマネジメントというところもあるので、決して楽ではありませんでした。日本でのラストスパートを突っ走りすぎたせいか、こちらに来てから風邪でダウン、1ヶ月も治らない日々が続いたり、クラスメートと揉めたり、研究プロジェクトメンバーともめたり、アメリカの大学の流儀が分からずにfacultyとトラブルを起こしたり。
本当に大変な毎日でしたが、やっぱり何より幸運だったのは、こちらでの多くの新しい出会いがあって、新たに出会った方に様々な形で助けて下さった、ということでした。渡米するまではこんなにこちらで人に恵まれた毎日を過ごすことができるとは想像もつきませんでした。グローバルに世界が一つになっているといっても、いくら日本にいる人が応援してるよとメールを下さってもそれは気持ち以上のものではなくて、本当に助けられるのは現地でのつながりだったりします。ちなみに、この感覚って海外での生活での苦労を体験してる人はすぐピンと来ると思うのですが、その体験がない人は分からないまま「ありがたいアドバイスをすること」が海外での生活に役立つと思いがちなんですよね。。。
ということで、サンディエゴで新たに出会った皆様との幸運な出会いに感謝しながら、無事半年を迎えることができました。本当につくづく自分は、人とのご縁に恵まれてるな、といつも思います。