Science, Technology, and Entrepreneurship

早稲田ビジネススクール准教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

Happy New Year 2013!


渡米して3回目の元旦をサンディエゴにて迎えました。twitterfacebookを見ながら大晦日を過ごすと、日本は17時間前に新年を迎え、アメリカの他の地域の中でもカウントダウンが進む中、カリフォルニアだけ世界から新年になることに取り残されている気分になるのですが、ようやくです。あけましておめでとうございます。皆様にとって、2013年が素晴らしい1年でありますように。

12月下旬は日本に滞在していたのですが、1月2日から仕事がスタートなので、12月31日にサンディエゴに戻ってきました。

さて毎年新年にはその年の目標を決めています。2012年の目標は、「アメリカのアカデミアにおいて実績を出す」というものでした。この目標については、博士課程の前半が終わりcandidateになり、年末にはワーキングペーパーをまとめ、今後論文にしたいネタがいくつかたまるなど、もちろんパーフェクトとはいかないまでも、そこそこ達成できたように思っています。


参考までに過去10年間の目標は以下の通りです。

2012年 「アメリカのアカデミアにおいて実績を出す」
2011年 ワークライフバランスを身につける」
2010年 「自分にとってのディシプリンとプリンシパルを身につける」
2009年 「海外進出」
2008年 「博士取得に専念」
2007年 「組織としてのマネジメントを学ぶ」
2006年 「マネジメントにおけるリーダーシップを身につける」
2005年 「多数の学会発表、論文の執筆を行う」
2004年 「ネットワーキング理論に強くなる」
2003年 「財務に強くなる」
2002年 「意思決定における公平性を身につける」

さて、2013年は「アメリカのアカデミアのスピード感の中で猛烈に研究する」、ということにしたいと思います。今年は研究に専念できるフェーズだし、研究のネタという意味でも、データの取得という意味でも、いつでも相談できる人が周りに沢山いるという意味でも、必要なのでは自分がどれだけ猛烈に研究するか、ということだけだろうとおもいます。

昨年末に日本に二週間滞在し、日本の大学にいらっしゃる先生方で自分の研究に近い分野の方とお会いして、日本の大学の公募などの状況を聞きました。キャリアのどこかで、いつか日本で働きたいとも思いつつも、自分自身が日本でないところできちんと実績を作る必要性を改めて感じました。アメリカのアカデミアでjob marketに少しでも早く出れるように、がんばろうと思います。


「2013年の目標: アメリカのアカデミアのスピード感の中で猛烈に研究する」



サンディエゴにて初日の出。La JollaのMt. Soledadの山頂より。曇ってて綺麗にとれなかったけど