心理学のための統計 -博士課程の授業(2)
心理学のための統計は、Psychologyのdepartmentに設置されている授業です。授業のタイトルには、心理学のための、とついていますが、実際に受けてみると、認知心理学のための授業というよりも、社会科学全般に通用する統計学だと思いました。
今学期カバーしたトピックは以下の通り。思えば随分基礎から回帰分析の細かいことまでを2ヶ月半でカバーしたものだと思います。全てを十二分に理解できたとは言えないのですが、でもここでとりあげられてるトピックはそこそこには理解できたと思います。
- Introduction/Philosophy of Science
- Probability
- Random Variables/Mathematical Expectaion
- Distributions
- Sampling
- Estimation and Effect Sizes
- Hypothesis Testing
- Epidemiological Methods
- Linear Models, Least Squares, Classification of Model Types
- Simple Regression
- Estimation and Fitting
- Inference
- Regression Diagnostics
- Diagnostics
- Multiple Regression
- Correlational Model
- Extra Sums of Squares and Model Comparisons
- Model Building
使った教科書は以下の2冊。
- 作者: William L. Hays
- 出版社/メーカー: Wadsworth Pub Co
- 発売日: 1994/01
- メディア: ハードカバー
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Applied Linear Statistical Models
- 作者: Michael H. Kutner
- 出版社/メーカー: McGraw-Hill Education
- 発売日: 2004/11
- メディア: ペーパーバック
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成績は良かったとは言えないのですが、おかげで統計に随分詳しくなれたと思います。コンセプトは理解できたと思うのですが、統計の理解には最後英語力が必要で、その部分で苦労したように思います。