大阪 x イノベーション
サンディエゴに引っ越してから6人目のゲストは、大阪でイノベーションに携わる高岸さんでした。西海岸を回っている中で、わざわざサンディエゴにもいらして下さいました。
高岸さんとの出会いは、私が昔兼職していた前職の一つ(表現がややこしい)で、大阪のイノベーションシステムの検討に部分的に携わらせていただいたことがあって、そのときのお仕事でシリコンバレー出張をご一緒したときからのご縁です。大阪でイノベーションといっている方のほとんどは、イノベーションの本質を理解していない中で、高岸さんは本物と思った数少ない人の中のお一人でした。
UCSDのいくつかの組織が大阪大学とMoUを結んでいて、私はこちらで大阪のイノベーションシステムをどのようにサポートしていくかという相談を受けることがあるので、高岸さんとお目にかかって、大阪の現状をお教えいただくことは本当に有意義でした。
海外から日本の地域イノベーションを見て、考えて、動くことは、私が海外にいるからこそできる、具体的な日本の未来への貢献だと思っています。
高岸さんの話をお聞きしてると、かなり良いチームを組んでいる感じ。私も大阪のイノベーションにもっとコミットしたいなぁと思った1日でした。
東日本が電力の課題を抱えている今や、地方分権は大事だし、何よりもナショナルイノベーションシステムの中で、大阪という地域をどう活用していくかは、今後の日本の発展のセンターピンだろうと思っています。これからの大阪のイノベーションのグローバル化、ぜひ自分の貢献できることを考えたいと思います。
ところでこのプロジェクト、サンブリッジのアランマイナーさんもコミットしています。アランマイナーさんとの最初の出会いはもう5年以上前になりますが、この2、3年は色々と議論の場を持たせていただいています。一度一緒にお仕事をしたいなぁ、と思うようになりつつあります。