Science, Technology, and Entrepreneurship

早稲田ビジネススクール准教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

大陸横断鉄道の旅 (Empire Builderにてシアトルからシカゴまで)

 

少し前のことになりますが、この7月2日から4日まで、友人のIchizo Yamamotoと、シアトルからシカゴまでの大陸横断鉄道の旅行をしました。僕、渡米してから博士課程の勉強や研究に忙しく、旅行らしい旅行はあまりしていなかったので、数少ないアメリカでの旅行の一つです。

IchizoはUC San Diegoのビジネススクールに2年間いて、MBAを取得していよいよ帰国、というタイミングで一緒に旅行に行きました。

 

今回乗ったのは、Amtrakの"Empire Builder"。シアトルからシカゴまで丸2日以上かけて、2000マイルを横断します。寝台車で、2泊食事が6食ついて、500ドルくらいでした。

 

ルートはこんな感じ (Amtrakのページより)。

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シアトルで電車に乗り込みます。

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部屋はこんな感じ。二人一部屋で椅子が向かい合わせに並んでいます。夜はこの椅子を倒すことで二段ベッドの個室になります。

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大陸横断鉄道でシカゴへ。シアトルでの発車の様子。 — at Amtrak King Street Station.

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寝台車には、コーヒーやジュースがいつでも飲めるコーナーがあります。

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食堂車があります。乗車中は、朝昼晩食事がサーブされます。お酒以外は全て料金に含まれています。

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メニューはこんな感じ。ちなみにSeafood Catch of the Dayは初日も二日目も同じもの。

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Signature Steakはやっぱり外れません。

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食堂車から見える夕日。とっても奇麗です。

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シアトル発とポートランド発の列車がこの駅で連結。出発してから9時間。ようやくワシントン州が終わりアイダホ州に入ります。 — at Spokane Amtrak Station.

 

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食堂車で朝食。両側に素晴らしい景色。 — at Glacier National Park.

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朝食はこんな感じ。アメリカンブレックファーストです。毎日だど飽きますが、まぁ普通においしいです。

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移動中に景色を楽しむためにオブザベーションカーがついています。

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 車内にはシャワーもついています。

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大陸横断の旅で忘れられないのはミシシッピ川。マークトウェインやトムソーヤーを思い出します。アメリカ人の心の故郷的存在。ちなみにアムトラックは今3時間半遅れ。 — at Mississippi River.

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そんな訳で、50時間、2000マイルの旅路の果てに、ついにシカゴ到着 — with Ichizo Yamamoto at Amtrak Union Station.

 

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大陸横断鉄道はなかなか時間がないと行けない旅です。アメリカに住んでいる人はぜひ住んでいる間に一度は試してみることをお勧めします。