Science, Technology, and Entrepreneurship

早稲田ビジネススクール准教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

アメリカで初めて授業を担当しました! - Innovation to Market A (MGT121A) -

この夏は、渡米して初めて授業を担当しました。今まで日本で授業を教えたことは何度もあったので授業自体は緊張しないのだけれども、やはり全部英語で、それもアメリカの大学で現地の学生を教える、というのは自分にとっては新しい挑戦でした。

 

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フルに授業を持つのはSFCSFCで2008年度に教えたのが最後だから5年半ぶり。最初の数回は少し緊張したけれども、全般的にはリラックスして教えることができました。英語でやるのはやっぱり日本語よりは辛いけど、全般的にクラスをうまくengageできたと思います。

授業をintereactiveにするためにiClickerというツールを活用したり、発言点を入れたり、事前に質問を色々練ったり、様々な工夫をしたのですが、調子の良いときは、授業のディスカッションで、学生の8割が手をあげてくれるようなときもあり、とっても壮観でした。

最終回の授業で学生にお礼言ったときに学生たちがstanding ovationをしてくれたり、授業評価も学生からそこそこの評価をもらえたので、この夏は本当に大変でしたが頑張った甲斐がありました。授業の改善を目的として、授業のビデオを1回分だけ撮影してもらっています。授業評価とビデオはpublicには公開できないのですが、見たい方にはお見せしますので、ご連絡下さい。

 

Innovation to Market A (MGT121A) というアントレプレナーシップとビジネスプランの書き方を教えるupper division (学部3、4年生向け)の授業を教えました。

授業のシラバスここにuploadしています。授業の概要は以下の通り。

 

DESCRIPTION

Innovation to Market A is the first course of a two course sequence that provides the student the competencies needed to identify and transform both technical and non-technical innovation into viable ventures that capture profitable market opportunities. The course will provide students an introduction to the strategic and operational issues of developing an innovation into a competitive and sustainable business. This is a team-based project course in which students apply management principles, technology strategies, market opportunity assessment and validation strategies, financing strategies, in the development of value propositions, business models and business concepts of a potential new business or organization. Project teams will be comprised of 4 or 5 students. Students will learn how to perceive needs and to propose unique products or services in a business concept that could satisfy those unmet needs. They will also learn about market segmentation and positioning, as well as market research techniques to test their ideas in a real world context and to identify potential customers, suppliers and partners. From this they will learn the definition of a business model and how it can represent the key operational design decisions that an organization makes to properly address a market opportunity in a profitable and distinctive manner. Through industry examples and case discussions, the participants will learn the nuances of the different types of business models and the opportunities and challenges of refining and evolving business models as more information becomes available. They will then demonstrate this learning through written and oral presentations of their research findings and selected business model. The course will utilize lectures, case studies, a project assignment, student oral presentations and guest speakers from industry. This quarter-length course is designed for upper division undergraduate students.

 

 

COURSE OBJECTIVES

  1. To provide you the necessary quantitative and qualitative tools to ascertain whether a good idea is truly a good, real world and valuable market opportunity.
  2. To provide you the frameworks and methods to conduct market and product research relevant to their innovative idea.
  3. To provide you the frameworks and methods to evaluate and synthesize the market and product research data to determine if an idea is a viable market opportunity.
  4. To learn about team dynamics, conflict management and group decision making through classroom discussions and interactions with team members.
  5. To learn what is included in a short business plan and techniques for successfully presenting your business concept.
  6. To provide you with a forum for presenting and defending your own recommendations and for critically examining and discussing the recommendations of others.  

 

GRADING

Assignments

Percentage

Class Participation

30%

Homework / Quiz

30%

Team Project

30%

Final Exam

10%

Total

100%

 

SCHEDULE

  • Class 1: Introduction & Idea Generation
  • Class 2: What is Entrepreneurship? (1) & Idea Generation Methods
  • Class 3: What is Entrepreneurship? (2) & Opportunity Recognition
  • Class 4: Business Model & Opportunity Assessment & Pitch
  • Class 5: Business Model Analysis & Screening Venture Opportunities
  • Class 6: Market Research & Competitive Analysis
  • Class 7: Intellectual Properties & Business Plan
  • Class 8: Team, Resource, and Finance
  • Class 9: San Diego Ecosystem, Social Entrepreneurship, and Ethics
  • Class 10: Final Presentation & Wrap Up
  • Take-Home Final Exam

 

留学中の学業・研究の実施状況 (8) をupしました

留学当初にいただいていた吉田育英会奨学金は半年に一度報告書の提出が求められています。この奨学金は2013年7月に終了したものの、半年に一度程度報告書をまとめることは自分自身の棚卸しとしても有益と思い、引き続き報告書を提出することにしています。更にこの報告書をネットで公開しておくことは、今後海外留学を目指す人にとっても有益とも思っています。

日本からの色々な留学生を見ていると、特に短期で来ている人は、報告書をまとめることができなかったり、まとめたとしてもとても公開することができないような内容の人も少なくないようにいつも感じています。特に税金を使って留学してて、この程度か、、と思う人とも結構出会います。

ちなみに、僕のFacebookはWork-Life BalanceのLifeに偏っているので、このような形でWorkの部分もしっかり公開しておくことも大事だと思っています。

 

なお、過去の全8回の報告書はここにupしています。また第8回分のPDFはここです。

という訳で、「留学中の学業・研究の実施状況(8)」、2014年9月18日現在のまとめです。

 

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Bioinspiration - デザイン思考の次の一歩 -

最近サンディエゴで出会った新しい概念に"Bioinspiration"というものがあります。自然界に存在している動物や植物の形というのは、進化を繰り返して生き残ってきた訳で、それ自体が優れた機能性、デザイン性を持っています。そのような動植物の持つデザインを実際に製品開発に応用しようという試みが"Bioinspiration"です。

 

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サンディエゴ動物園は世界的に動物園としても有名ですが、最近この動物園に、Center for Bioinspirationが設置されて、企業へのコンサルティング、カンファレンスの開催、教育プログラムの提供などを行っています。

Bioinspirationの事例は思った以上に沢山あります。一番有名な例は日本の新幹線。新幹線は時速200マイル以上で走行する世界で最も早い列車の一つです。しかしながら、新幹線は今まで、新幹線がトンネルを出るとき、気圧の変化により大きな騒音を生み出してしまう、という大きな問題を抱えていました。新幹線をデザインするエンジニアたちはこの問題を解決するために自然界の事例を探しました。その結果発見したのが、カワセミカワセミが上空から水に飛び込むときに、水の跳ね返りを最小限に押さえているのは、そのクチバシの形にあります。そこで、カワセミのクチバシの形を参考に、新幹線のデザインを再度行いました。その結果が以下の通り。こんなような事例が既に沢山存在しているのです。

 

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http://www.designboom.com/contemporary/biomimicry.html より転載。

 

IDEOやStanford d.schoolは、デザイン思考を世界に広めましたが、最近は「その次の何か」が求められているフェーズのように思います。そんな中で、このbioinspirationは間違いなく次の何かの一つだろうと思います。

 

最近、僕のアドバイザーを含めた数名の研究者がこのSan Diego ZooにおけるBioinspirationの試みをHarvard Business Schoolのケース教材にしました。

San Diego Zooに行くと、このBioinspirationによるアイディア創出のためのワークショップや、そのワークショップに基づいて動物園を探索するprivate tourなどに参加することができます。動物園がこういう試みをしているところ、さすがアメリカだと思います。

 

僕もサンディエゴにいる間にこのBioinspirationの概念をしっかり学んで、この分野の授業も教えられるようになっておこうと思います。サンディエゴに来て、この辺りのことを学んでみたい方、日本の大学とのjoint programもありだと思いますし、企業との連携もありだと思いますし、何か仕掛けてみたい方はぜひご連絡下さい。色々なことができると思います。San Diego Zooのツアーにまず参加してみるところから初めてみるのも面白いかも。

艦上リセプション - Kashima -

僕がサンディエゴで影響を受けたものの一つに、海上自衛隊や日米同盟への関心、というものがあります。サンディエゴに住んでいる日本人女性の出身地の統計をとると、横須賀、沖縄、佐世保が多い、と聞いたことがあります。サンディエゴは海軍の街。海軍の人たちが日本で過ごしたときに、結婚相手を見つけて、こちらに連れて戻ってきている、ということです。

サンディエゴに住んでいると、海軍のOBも沢山いるので、良く昔日本に住んでたよ、と親しく声かけられることがあります。MBAの学生にも海軍の人がそこそこいますし、サンディエゴに住むことで、すっかり海軍が身近な存在になりました。

アメリカで海軍に興味を持つと、当然次に気になるのが日本の海上自衛隊。そういえば、とても昔に阿川尚之さんの「海の友情」を読んで、海上自衛隊の魅力を感じたし、阿川さんに横須賀の基地に連れて行ってもらったことを思い出したりもしました。

 

海の友情―米国海軍と海上自衛隊 (中公新書)

海の友情―米国海軍と海上自衛隊 (中公新書)

 

 

サンディエゴで親しく交流させていただいている方の一人に、慶應の先輩でもある医学部の教授である宮井さんがいらっしゃいます。たまに彼の研究室に遊びにいって、ビールを飲みながら、お話を伺う機会があります。そんなときにも、海軍や海上自衛隊の歴史などをお聞きします。宮井さんは、海上自衛隊のサンディエゴでの最大の応援団のお一人でもあります。

こちらでの生活で、僕の海上自衛隊への興味が増えていくに連れて、宮井さんが、サンディエゴへ毎年来る海上自衛隊練習艦隊の艦上リセプションにも声をかけて下さるようになりました。昨年のHyugaに引き続いて、今年のKashimaの艦上リセプションに声をかけていただきました。更に今年は、僕の周りにいる方々にも声をかける機会もいただきました。慶應の交換留学生を含めて、周りの方に声をかけさせていただきました。

ちなみに今回の練習艦隊の司令官を補佐する副官は、阿川二郎さん。慶應関係者は、あれ?と思うかと思いますが、そうです。阿川尚之さんの息子さんでした。阿川さんから「今度息子がいくから」とのメールをいただいていたので、ますますこの艦上リセプションが親しみやすくなりました。

日本は過去の歴史の経験から、その軍事力とどのように関わっていくかは、とてもcontraversial。でも、どんな議論が起きようとも、どんな位置づけであろうとも、海上自衛隊の我が国における貢献はとても大切なものです。こういう場に参加させていただくことは自分自身にとっても、色々なことを考える良いきっかけです。
色々な考え方があっても、海上自衛隊の役割を理解することはとても大切。自衛隊の応援団がどんどん高年齢化していき、最近若い世代でその役割を理解している人がどんどん減っているそうです。そんな話をお聞きしたので、来年以降も、サンディエゴにいる若い世代がこのような場に参加するきっかけ作りのお手伝いをします、とお約束してきました。

ちなみに、防衛とイノベーションというのも切っても切り離せないテーマです。アメリカのイノベーションDoDだったり軍需産業が担ってきたものが沢山ある。そこで研究開発されたものが後のベンチャー企業のシーズにつながっていくのです。

 

以下当日の写真です。

 

リセプション開始前に波止場から。

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入り口の風景。

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甲板の上。

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山下連絡官とUlrikeさんと一緒に。

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寿司バー。

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焼き鳥ブース。

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天ぷらブース。

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お土産に配られる升。

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海上自衛隊の方々の演奏。

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国旗掲揚

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練習艦隊のルート。

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最後にみんなで記念写真。

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「時には昔の話を」したくなるサンディエゴ生活 - サンディエゴ三田会50周年記念文集 -

サンディエゴ三田会50周年にあたって、記念文集を作ったのですが、その原稿、どんなことを書くか、とっても悩みました。実は3回くらい草稿を書き直す、ということをやっています。結果的にこんな内容に仕上がりました。

 

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サンディエゴ動物園に行ったことありますか?」と聞かれると、「30年くらい前に一度あります」と答えます。僕が最初にサンディエゴに来たのは1986年の夏。小学校3年生のときに、サンフランシスコに住む叔母が家族旅行でサンディエゴに連れて来てくれたのです。そんな訳で、サンディエゴ三田会50周年、僕とサンディエゴの出会いから数えるとその半分以上を経験してるぞ、と自負しています。30年近くって、サンディエゴ三田会メンバーの中でもかなり長い方ですよね?

僕は、高校から大学院、そしてそのままSFC助手になったので、通算15年慶應義塾に身をおいていました。慶應義塾は素晴らしいところだけど、そろそろ外の世界を知りたいと思い、米国大学の博士課程に進学することにしました。次に良く聞かれる質問は、「どうしてサンディエゴにしたんですか?」というもの。

SFC助手として、大学発ベンチャー育成プロジェクトの実働の責任者をしていました。その仕事をしている中で、世界の先進事例を探していたところ、UC San DiegoにあるCONNECTというベンチャー育成の仕組みが世界で先進的、ということを発見。しっかり学んでみたいと思って、サンディエゴを何回も訪問したし、2005年にUC San Diegoを中心にGlobal CONNECTという世界のベンチャー育成の組織をつなぐ組織が生まれて、僕もそのメンバーになったので、それ以降、Global CONNECTの関係者を中心に、サンディエゴでの人的ネットワークが広がっていったのです。そんなバックグラウンドがあったので、海外の博士課程を受験するにあたっては、UC San Diegoを勧められたし、受験前にdeanやアドバイザを紹介してもらっていたし、2010年に引っ越したときには、もう随分サンディエゴでの知り合いが多い中でのスタートでした。

 

サンディエゴでの生活は、自分の人生にとってのspringboardでした。慶應義塾で培ってきた経験をもとに、世界で戦って行けるようになりたい。そんな自分の夢が一歩ずつ今具現化しつつあるのは、サンディエゴという土地の魅力に惹かれて集まってきた「人」との「真剣な交流」があったからだと思います。福澤諭吉の言う「人間交際」をまさにこの地で実現してきたのです。

加藤登紀子の「時には昔の話を」という歌 (「紅の豚」の主題歌です)、サンディエゴで好きになりました。この歌の中に「ゆれていた時代の熱い風にふかれて体中で瞬間(とき)を感じたそうだね」、「嵐のように毎日が燃えていた息がきれるまで走った そうだね」というフレーズがあります。なぜこの歌が好きになったかというと、僕がサンディエゴに来たばかりの頃は、こちらでの過酷な生活が辛くて、半ばホームシックで、いつも慶應で必死に仕事していた頃を思い出していたんです。そんなときに、このフレーズが自分の心境にとても良く刺さって。。。ちなみにそんな心境のときに、サンディエゴ三田会の皆さんとの交流は自分にとって、安心して過ごせる居心地が良い場で、とても励まされました。感謝しています。

 

サンディエゴに来てから4年たち、このフレーズの感じ方が今やがらっと変わりました。このフレーズを今聞いて思い出すのは、慶應の頃ではなくて、サンディエゴでの生活そのものです。それだけ充実した期間をサンディエゴで送ったということです。ところで、僕がサンディエゴの人たちと交流していて、いつも「素敵だな」と思うのは、みんな真剣に自分の人生を生きていて、そしてみんなサンディエゴでの生活をとっても大事にしている、ということです。そんな「人間交際」が基盤となって、自分の人生にとってかけがえのない「思い出」が紡がれていくのだと思います。

サンディエゴ三田会50周年、周年行事に携われるというのは、自分の人生の中に時を刻めるという意味で、とても幸運な巡り合わせです。サンディエゴ三田会75周年、100周年(生きてるかな?)のときには、みんなで「時には昔の話を」する約束をしましょう。

 

 

ところでこの文集を読んでいて、サンディエゴ三田会の最大の功労者である宮井さんが、どれだけ、慶應義塾大学医学部の後輩を育ててきた大きな存在だったか、ということが良く分かりました。宮井さんと末松医学部長のやりとり、とっても素晴らしいな、と思いました。僕も宮井さんみたいに後輩を育てられる人になりたい、と思いました。

Waseda Business Schoolの皆様をお迎えして

8月27日から29日までの3日間、早稲田ビジネススクールの皆様をお迎えしました。樋原伸彦さんが2年かけて準備なさってきたプログラムがようやく実現しました。当初早稲田ビジネススクールとUC San DiegoのRady School Managementで連携をしようという話からスタートし、僕のアドバイザであるProf. Vish Krishnanを紹介したところ、とても深くサポートして下さって実現しました。この準備があったので、樋原さんは通算5回もサンディエゴにいらした、ということです。今回、早稲田ビジネススクールの学生の皆さんと交流させていただいて、皆さんとても優秀な方ばかりでした。やはり、早稲田ビジネススクールが今日本でもっとも良い人材を集めているビジネススクールなんだ、ということが良く分かりました。

 

今回のプログラムのタイトルは、"Waseda Business School Executive Training Program: 

Growth and Innovation from Science and Technology (GIST)"でした。

 

ちなみに、今回のプログラムはこんな感じでした。

  • Introduction: "What is Entrepreneurship?" (Kanetaka Maki)
  • Efficient & Effective Enterprise Innovation & Financing (Dr. Vish Krishnan)
  • Site Visit to West Health Institute
  • California Innovation Eco-system: CONNECT Guest Speaker (James McBride)
  • Qualcomm Site-Visit (CVC, Museum)
  • San Diego Zoo Site Visit (The Basics of Bioinspiration presentation / Private, behind-the-scenes tour of the zoo)

 

僕自身サンディエゴに丸4年いますが、初めて訪問したところも多数あり、名実共にサンディエゴイノベーションクラスターを学ぶ素晴らしいプログラムだったと思います。僕自身も今回は、一番最初のintroductionのセッションを担当させていただき、久々に日本語で授業をやって、とても貴重な体験をさせていただきました。

 

最初のセッション "What is Entrepreneurship?".

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授業風景。

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初日の夜はエスタンシアホテルにて、僕の友人たちをお呼びして交流会を行いました。

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樋原さんと僕のアドバイザのProf. Krishnanと3人で。

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2日目の夜はHane Sushiの後に有志の方をAltitude Sky Loungeにご案内しました。

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Qualcommのサイトビジット。ここのCVCの話はとても興味深かったです。

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San Diego ZooにてBioinspirationのワークショップ。

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San Diego Zooのプライベートツアー。

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空いた時間を利用して、Mt. Soledadにお連れしました。

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最後は皆さんをうちにお呼びしてBBQを行いました。IR/PSにFGLのプログラムで来ていた大学生たちにも一緒に。

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サンディエゴイノベーションのエコシステムは知れば知るほど奥深い、と最近改めて思います。日本の方で、こういったプログラムを合同でやりたいという方、ぜひご連絡下さい。

サンディエゴ三田会50周年記念祝賀会を開催して

9月5日(金)にサンディエゴ三田会50周年祝賀会を開催させていただきました。僕も幹事の一人として、企画・運営から携わらせていただきました。当日は、慶應義塾を代表して駒村常任理事、ロサンゼルス三田会寺田会長、サンフランシスコ三田会サック会長にご参加いただき、とっても盛大な会になりました。

皆様のお陰でとっても素晴らしい会にすることができました。僕自身、三田会に関連するイベントは今まで沢山出てきましたが、こんなに雰囲気の良い会ははじめてです。サンディエゴ三田会は世界の三田会のロールモデルになっているんじゃないかな、と最近思っています。

 

会場の雰囲気。La Jolla Shores Hotelにて開催しました。

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当日は司会を勤めさせていただきました。

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サンフランシスコから駆けつけてくれたサンフランシスコ三田会サック会長(叔母)と、駒村常任理事、橋本かおり会長と一緒に。

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今回のイベントのハイライトである駒村常任理事の講演。とっても素晴らしかったです。

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パサデナからこの会にいらして下さった井上さんと一緒に。

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パサデナからこの会にいらして下さった小野さんと一緒に。

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50周年祝賀会幹事の皆さんと一緒に。とっても素晴らしいチームでした。

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当日配布した記念品、とっても良い記念誌となりました。ビール用マグカップも良い記念。

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最後の挨拶は宮井さんに。

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全体での「若き血」です。

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サンディエゴらしく、海岸での集合写真。

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全体の集合写真。

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清家塾長からのお祝いメッセージ。


サンディエゴ三田会50周年記念祝賀会 - 清家塾長お祝いメッセージ - YouTube

 

祝賀会のハイライトで皆さんにご紹介したサンディエゴ三田会の記念誌を使ったクイズです。

サンディエゴ三田会50周年記念文集頻出度単語ランキング

 

 

ところで、幹事の皆様には随分前からお話していましたが、僕はこの50周年を機に三田会の運営から離れることにしました。サンディエゴにいるのも早ければ後1年程度になりそうですし、博士の研究にも専念したいですし。

サンディエゴ三田会に携わることで随分新しいことを学ばせていただく機会ともなりました。僕自身、この会の運営に責任を持たせていただくにあたっては、UC San Diegoの若手会からスタートして、永住組の皆様、医学部コミュニティの皆様、企業派遣の皆様、学部生・MBA・博士課程・エクステンション、社費留学、私費留学、交換留学等、とっても多様性に富んだこの会のそれぞれのグループの方のカルチャーを日々学ぼうと努力してきました。慶應義塾の卒業生の多様性をとっても感じる場で良い経験でした。