2009-01-01から1年間の記事一覧
はじめに SFC中高同窓会の幹事会において、今後の同窓会の活動に関するブレインストーミングがあった。在校生に対する新しいプログラムの立ち上げ、卒業生の交流を促進するためのプログラムなど、色々なアイディアが出された。どのアイディアが具体的に実現…
イタリアの価値観私は10歳から15歳までの多感な時期をイタリアのアメリカンスクールで過ごしました。この経験は私の価値観や人格形成に大きな影響を及ぼしていると思います。この5年間で、イタリア(+ヨーロッパ?)的価値観とアメリカ的価値観を同時に学べたこ…
はじめに慶應義塾のインキュベーションに携わっていると、事あるごとに福澤精神という言葉が出てきます。というのは、大学でインキュベーションを「ビジネス行為」を行うことは、下手すると大学の本来的使命とのコンフリクトが発生します。そうならないため…
はじめに 私のことを良くご存じの方は、私の「福澤オタク」っぷりをご存知かと思います。たまたま高校から湘南藤沢高等部に入学し、環境情報学部、大学院政策・メディア研究科修士課程、助手、助教、博士課程と、長く慶應にいるので、事あるごとに福澤精神に…
憧れの地としてのアメリカ最近、先輩で昔のアメリカの繁栄を実際に目の当たりにしている方々とお話すると、誰もが最近のアメリカは変わったと言う。40年前から50年前、日本は物質的な豊かさは皆無で、アメリカに行くとそこは豊かさの象徴のような場だった。…
はじめに 先日のエントリー、「社会に出て伸びる人、伸びない人 - SFC中高同窓会幹事会に参加して感じたこと(1) -」は、内容が過激だっただけに、色々な方からの反響をいただいた。どうしても、先日感じたもやもや感を言語化すると「エリート主義」的な文章…
私がアントレプレナー育成プログラムに携わるようになった中で最もinspireを受けれ人を一人選べと言われたら間違いなくStanford Technology Venture Program (SVTP)のexecutive directorであるTina Seeligを選ぶでしょう。そんな彼女が最近の思いをまとめた"…
SFC中高同窓会幹事会先週の土曜日に母校であるSFC中高同窓会の幹事会に参加した。私はこの同窓会の立ち上げから携わり、初代の運営の責任者を担っていたこともあり、組織として一歩一歩成長していることを見ることは、心強く思うと同時にうれしく思う。別に…
昨年度、アントレプレナー概論2を履修してくれた尾室君が運営しているSFC AO入試の情報サイトのインタビューにご協力しました。 http://omu-ao.sakura.ne.jp/interview/kyoju/maki.html 高校時代から大学時代へかけての進路選択の話、AO入試への率直な意見、…
このブログを継続的にご覧いただいている皆様はご存じかと思いますが、昨年夏から私は大きく研究テーマを変えて、過ごしています。私は「イノベーション」を自分の専門テーマにする学者になっていきたいと思っていますし、大学を基盤としたイノベーション・…
「100年に一度の危機」と言われる中で、今年の就職戦線は、予想を上回る厳しい状況であるように感じる。慶應の学生を見ていても、例年であれば、人気企業トップランキングに内定をもらえそうな学生が、軒並み内定ゼロという状況だ。ここ数年が就職バブルであ…
金曜日の夜、ある学生の入社祝いの会に参加しました。最近の私は、今年は自宅に閉じこもって勉強をしている毎日なので、多くの方々とご一緒の会に参加するのは久々で少なくとも4月になってからは初めてです。基本、こういったお誘いも、勉学優先なのでなかな…
4月になり、非常勤講師の身分もなくなりましたので、新しい名刺の作成が必要になりました。私の本務先は、「慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程」なので、慶應義塾のテンプレートを使った名刺を使うことが一般的です。でも昨年度もそうだったん…
お陰さまを持ちまして、3月31日を持って、慶應義塾の非常勤講師も退任させていただき、名実ともに慶應義塾のインキュベーション活動からは、「やり残した宿題」まで含めて卒業させていただきました。私自身、「慶應義塾の教員」という責任の重い立場を拝命す…
最近読んだ本をご紹介するのをさぼっていたのですが、今回一気にご紹介しようと思います。思えば随分色々な本を読んだものです。この中で特に感銘を受けた本については、時間があれば、別途エントリーを書きたいなと思います。ちょっと最近自分の専門分野以…
おかげ様で今週号(2009年2月2日号)のAERAの特集でメンター三田会のことが取り上げられて、私のことも紹介して下さっています。「慶應「三田会」のウィンウィン人脈」という特集記事です。もしご興味を持って下さる方はぜひご覧下さい。そこそこ良い形で我々…
お陰さまを持ちまして、本日31歳になりました。大学生の頃にはまさか自分が30歳になるときが来るなんて夢にも思っていなかったのに、ついに昨年30歳になってしまいました。そしてあっという間にもう31歳。年代的にいえばもう若手ではなく、中堅クラスとして…
実は私ここ数年、年賀状を出すという文化を辞めていたのですが、今年は久々に復活させました。というのはSIVを退任したことにあたって、昔の人とのゆるやかなつながりを保つ手段として、年賀状の大切さを改めて感じたからです。といいつつ普段ネットでのコミ…