アメリカンフットボール観戦初体験
やはりアメリカと言えば、アメリカンフットボール。是非一度観戦にいってみたいと思ってたまま、あっという間に数ヶ月がたってしまいました。隣の学部であるIR/PS (International Relations / Asia Pacific Studies)の教授でいらっしゃる星先生が、フットボールファンでいらっしゃって、学生とも一緒に観戦する機会があると聞いていたのですが、その機会に恵まれました。渡米前からお世話になっている同じくIR/PSの教授でいらっしゃるウリケさんが星先生と一緒に応援に行くということで、しかもチケットがまだ余裕があるということで、参加させていただきました。
試合はQualcomm Stadiumにて、Chargers vs. Chiefsの試合。結局31:0の快勝でした。以下に面白いと思ったことをまとめます。アメリカらしさを体感した一日でした。といっても3人ともアメリカ人ではなかったのだけれども。それにしても12月というのに真夏日で暑く、すっかり日に焼けました。
1. 前後の駐車場でのBBQ
試合自体は、3時間弱なのですが、その前後に駐車場に車を停めてBBQをするので、実際は1日がかりです。行く前からBBQするからとは聞いていたので、ピクニック的に原っぱでも行くのかと思っていたら、駐車場でBBQセットを広げます。このあたりの感覚はさすがアメリカ、という感じです。確かにこの方がスタジアム周辺の渋滞とぶつからないので、効率的でなるほどと思いました。
IPAビール
2. 試合の中身
アメリカンフットボールは初めてだったので、ゲームのルールが全く分からず。前日にwikipediaを読んで予習していきました。ある程度ルールを頭に入れていたので、試合も随分理解できました。ゲームの大枠の流れは掴めました。ただ、誰がボールが持っているかはなかなか分からず、やはりここは慣れが必要だなと思いました。でもルールは掴めたので、今後はテレビで見ても楽しめると思います。
ところで、アメリカンフットボールというのは、アメリカ人らしい、アメリカ人好みのスポーツなんだな、と思いました。第一点は、プレイヤー同士のぶつかりの激しいコンタクトスポーツであるという点。この過激さが魅力なのでしょう。第二点は、戦略が重要であるという点。チームメンバーの役割分担や動きが勝敗
を大きく左右します。このあたりの戦略性はアメリカ人好みなのでしょう。第三点は、最後の最後まで試合の結果が分からない点。プロセスがどうであろうと最後の最後まであきらめずに逆転可能というゲーム性は、如何にもアメリカ人好みであるように思います。
ところで僕、相変わらず、試合前に歌うNational Anthemは大好きです。サンディエゴは海軍の街ということで、海軍の人が歌うことが多いようです。
スポーツと商業化
それにしてもアメリカのスポーツの商業化のすごさはすさまじいものがあります。スタジアムのいたるところに広告があるのはもちろんのことですが、試合自体がテレビ放映のCMにあわせて休憩が入るというのにはびっくりでした。さすが、メディアビジネスに支配されたアメリカのスポーツだ、と改めて痛感しました。
という訳で、2月のSuper Bowlを楽しみにしつつ、来年のリーグは流れを追ってみたいな、と思いました。