アメリカを知るための本
アメリカを留学する学生を中心に、留学にあたってアメリカとはどういう国かを学ぶために良い本は何か、と聞かれることがあります。そんな訳で、僕が読んだ本で、良かったなと思うお勧めの本を数冊ご紹介します。恐らくこのご紹介している順番に読むと良いと思います。
そうだったのか! アメリカ (そうだったのか! シリーズ) (集英社文庫)
- 作者: 池上彰
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/06/26
- メディア: 文庫
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池上彰さんのアメリカ論。アメリカとはどういう国かを俯瞰的に見るにあたっての入門書として最適。
- 作者: トクヴィル,松本礼二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/11/16
- メディア: 文庫
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- 作者: トクヴィル,Alexis de Tocqueville,松本礼二
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2005/12/16
- メディア: 文庫
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アメリカをことを知るにあたっての古典中の古典。フランス人のトクヴィルが、南北戦争前のアメリカを周り、なぜアメリカでは民主主義が根付いたのかを鋭く分析。今のアメリカとは国の形が異なるものの、今に通じるアメリカとは何かが分かる。アメリカという国は、日本からアメリカを見るよりも、ヨーロッパからアメリカを見た方が、より深く理解できるものがあるように思う。
- 作者: 阿川尚之
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/09/16
- メディア: 新書
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- 作者: 阿川尚之
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/10
- メディア: 新書
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なぜに憲法からアメリカの歴史の歴史を見ることができる、ということ自体がそもそもとてもアメリカ的。南北戦争や第二次世界大戦などを通じて、アメリカという国がどのように変わってきたか、深く理解することができる好著。