Science, Technology, and Entrepreneurship

政策研究大学院大学助教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

イノベーションに興味を持つ人のためのMBA - Rady School of Management -


世界中には様々なMBAがありますが、個々に特色があります。その中でも私がPh.D Programに在籍しているカリフォルニア大学サンディエゴ校のRady School of Managementは、イノベーションにフォーカスしています。カリキュラムとしては、MBAの基礎科目は一通り網羅されていますが、それに加えて、"Lab to Market"など、新事業創出に関わる科目が多く用意されています。

世界的なビジネススクールの競争が激しくなり、これからは大学のブランド以上に、自分の強みをビジネススクールに進学することによってどのようにリバレッジをかけることができるのか、ということが求められています。そのためには、他の人と同じものを目指しても競争相手が増えるだけ。もしイノベーションに興味を持っている方がいらっしゃれば、お勧めのカリキュラムと環境です。


Rady School of Managementの日本人在学生・卒業生(Team Japan)が作成したRady School of Managementの紹介のウェブページがあります。是非ご覧下さい。

https://sites.google.com/site/radyjapan2/home


ここに書いてある紹介文を引用します。

Rady School of Managementは、カリフォルニア大学サンディエゴ校 (UCSD: University of California San Diego)に2004年に開設されたMBAスクールです。

フルタイムMBAの他、Ph.Dプログラム、パートタイムの社会人MBA、夜間MBA、Executive MBAなどを多様なプログラムを提供し、卒業者数はフルタイムMBAで約230名、その他のプログラムも含めると総勢500名に達するなど着実にそのネットワークを拡大しています。2011年にはMBAスクール認定機関への登録が認められる見込みであり、その後、各種MBAランキングにランクインすることも期待されています。

バイオテック、クリーンエネルギー、ハイテクなどに代表される強力なサンディエゴ地域産業と、世界トップクラスの研究実績を誇るUCSD ・その他研究機関をブリッジする極めて重要な役割を担うのがRadyスクールです。サンディエゴに本社・拠点を携えるSony Electronics, Qualcomm, illumina などの世界的企業と協業し、西海岸のMBAスクールとして確固たる地位を固めつつあります。


特にイノベーションに興味がある方には以下の分野別紹介がお勧めです。

Radyスクールは起業を目指すMBA applicantに、胸を張ってお勧めできるビジネススクールです。「産・学・地ネットワーク」で述べたように、RadyスクールのMBAプログラムはUCSDの豊富なリソースを駆使し、学生を起業家の卵として立派に育成してくれます。

例えどんなに素晴らしい新規事業アイデアを持っていても、それだけで成功が約束されないことは言を待ちません。思い描いたアイデアを形にするには、戦略やマーケティング等の知識・スキルに加えて、強い信念や行動力、粘り強い思考力や先見性など、ビジネスパーソンとしての多岐に渡る能力が求められるのではないでしょうか?

Radyスクールの1年目は、綿密なビジネスプランを練るのに必要なコア・スキルを学びながら、教室内外の活動を通じて新しい経営観と思考パターンに触発されます。2年目には、選択科目としてBusiness DevelopmentやNew Venture Finance等の新規事業にフォーカスしたクラスが用意されています。多くのクラスメートがそうであるように、テクノロジー系のベンチャーを志向するのであればTechnology & Innovation Strategyを受講するだけでなく、エンジニアリングスクールの授業を聴講してエンジニア達と技術の実用化を議論してみてはいかがでしょうか? 真に有望な新規事業アイデアを発掘した場合は、UCSDが主催するEntrepreneur Challengeに参加してスタートアップ資金を獲得することもあながち遠い世界のことではありません。

次に、サンディエゴのビジネス・コミュニティもRadyスクールの学生が享受できる環境特権です。バイオベンチャーの集積に伴ってVCや投資ファンドも大幅に増え始めており、地域産業界はますます起業家精神が高まっています。各種イベントに参加すれば自らのロールモデルとなるベンチャー経営者と知り合う機会に溢れています。実際に起業を経験している彼らは、自らのアイデアをぶつけてみる絶好のスパーリング・パートナーであり、教授陣とは異なる観点のアドバイスをくれることでしょう。

そして、あなたを最後に待ち受けているのがRadyスクールの目玉カリキュラムであるLab to Marketです。アイデア創発からエレベーターピッチに至るまでの起業プロセスを総合的に演習して、起業家の卵として羽ばたきましょう。


ご興味ある方は、Team Japanの皆さんが手厚くサポートしてくれますので、ぜひ積極的にご連絡下さい。