Science, Technology, and Entrepreneurship

早稲田ビジネススクール准教授。研究分野である、「科学技術とアントレプレナーシップ」に関することを中心に、日常生活で考えたことをお届けします。

アントレプレナー就業プログラム締め切り迫る!


以前にもアナウンスさせていただいた、卒業後3年間ベンチャー社長の鞄持ちとして働く、「アントレプレナー就業プログラム」の締め切りが迫りつつあります。ご興味のある方はご連絡下さい。

SFCや慶應義塾大学のトップページからもリンクをはっていただいています。以下に詳細がまとまっています。
http://www.siv.ne.jp/education/program.html


2007年3月4日
ベンチャー企業等と連携しアントレプレナー育成メニューを実施
(アントレプレナー就業プログラム)

 慶應義塾大学SFC研究所SIVアントレプレナー・ラボラトリー(以下「SIVラボ」:代表・國領二郎 慶應義塾大学総合政策学部教授)では、このたび、ベンチャー企業等と連携し大学発ベンチャーの担い手となる人材育成メニューを開発・実施致します。
 起業家を志向する学生の多くは、進路選択において、起業成功確率の低さ、自らのスキル不足、両親のネガティブな反応、実践に確信が持てない現実等の理由から、その時点で起業に踏み切る、あるいは将来の起業を前提とした進路選択をとることができる者が少ない状況にあります。
 本メニューはこれらの問題を解消するキャリア形成の一施策として、成功体験を持つベンチャー企業や戦略的な取り組みを行う大企業の事業部等と SIVラボが連携し、実践と知見双方を獲得できるアントレプレナー教育を促進するものです。具体的には、起業を前提として活動する学生、院生に卒業後の一定期間、ベンチャー企業等の社員として実践的なビジネス経験・起業家教育の機会を提供していきます。期間終了後はSIVラボ側で起業サポートや修士・博士課程等への進学相談を実施します。SIVラボでは、このメニューが拡がることで、大学発ベンチャーの担い手となる人材育成に厚みが増し結果的に我が国のベンチャー振興策の一助になるものと考えています。

(メニュー概要)

* 実施主体:慶應義塾大学SFC研究所SIVアントレプレナー・ラボラトリー
          (代表:國領二郎 慶應義塾大学総合政策学部教授)
* 対   象:SIVラボの活動に参加している学生やアントレプレナー概論の受講者等
* 就業期間:2〜3年を目安
* 業務経験:就業者をベンチャー経営者や新規事業開発の責任者等の目の届くポジションに配属し、かばん持ちから戦略的業務の実務補助経験等の機会を提供していく
* 選定方法:SIVラボ関連科目受講実績、ビジネスプランコンテスト実績、活動・面談による起業家志望度、アントレプレナーとしての潜在力等を総合的に勘案する(受入決定はベンチャー企業等側が面談等実施し最終決定する)
* 期間中の対応:SIVラボ側で原則四半期毎に就業者とのキャリア形成のための相談を実施
* 期間終了後の対応:SIVラボが当人と進路選択について相談を実施の上、起業サポートや起業に向けたキャリア形成としての修士・博士課程への進学相談等を行う
* スケジュール:2007年3月 学内募集開始
            2007年3月31日 1次締め切り
            2007年5月 審査委員会による選定・決定
            2007年9月 本人の単位取得状況に応じてインターンを実施
            2008年4月 就業開始

(初年度本メニューに参画する企業)

* アイティメディア株式会社(代表取締役社長 大槻利樹さん)
* ディップ株式会社(代表取締役社長 冨田英揮さん、常務 西角浩一さん)
* 株式会社フラクタリスト(代表取締役社長 田中祐介さん)
* 株式会社フォーシーズ(専務取締役 田崎治さん)

以上

連絡先:慶應義塾大学SIVアントレプレナー・ラボラトリー (担当: 田中、牧)
0466-48-7640 siv-sec@sfc.keio.ac.jp